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FANZA、AI作品の表示制限を発表――同人作家たちに広がる懸念

2025年6月21日、FANZA同人はAI生成作品に関する大きな方針転換を発表しました。

これまで同人市場で一定の存在感を示してきたAI作品ですが、今後は主要なページからの表示対象から外れることになります。

この対応を受け、AI作品を制作・販売していたクリエイターたちの間では、売上への影響を心配する声が上がっています。

なお、このお知らせはFANZAにサークル登録している方のみに配信されているため、通常は見ることができません。

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AI作品に対する新たな対応方針とは?

FANZAの発表によれば、今回の変更はAI作品の「表示」に関するものです。AIの利用形態によって、以下の3つに分類されています。

  • AI生成:主要な要素をAIで作成した作品
  • AI一部利用:背景やおまけ画像など、部分的にAIを使った作品
  • AI補助:手動で制作した作品に対し、エラーチェックや補正などでAIを使用

このうち「AI生成」と「AI一部利用」の作品が、以下のページにおいて非表示となる予定。

  • トップページ(新着、ランキング、ピックアップなど)
  • 各種ランキングページ
  • コミック・CGなどのフロア別トップページ
  • リスト・検索ページ
  • 新着作品(配信順)ページ

なお、AI作品は「AIフロア」内での表示は継続されるそうです。

対応時期は「今夏以降」

これらの変更は「今夏以降」に順次適用される見込みで、詳細なスケジュールは後日改めて案内される予定。

現在、クリエイターへの周知や対応準備が進められている段階です。

クリエイターたちの反応

今回の発表により、特にAI作品をメインに活動していたクリエイターの間では、売上減少を懸念する声が広がっています。

「AIフロア」内での表示に限定されることで、閲覧機会が大きく減る可能性があるためです。

  • 「事実上終わったも同然」
  • 「AIフェアまで開催していたのに、対応の方向転換が急すぎる」
  • 「分散販売をしていなかったサークルほど打撃が大きい」
  • 「質の低い作品の急増や審査コストの増大が原因では」

一方で、「これまでが緩すぎた」「非AI作家の保護という面では理解できる」といった声も見られ、意見はさまざまです。

今後、同人クリエイターはどう動くべきか

今回の対応は、FANZAにおけるAI作品の「露出機会」を制限するものであり、販売の禁止ではありません。

とはいえ、新着やランキングに表示されないことは集客に大きく影響しそうです。

そのため、すでに一部のクリエイターはFANZA以外のプラットフォームへの分散や、自身のファンサイトでの販売を模索し始めています。

今後は作品の販売戦略そのものの見直しが必要になりそうです。

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