このサイトは成人向けです。18歳未満の方の閲覧はご遠慮ください。

Patreon運営失敗から学んだこと

アダルト関係noteに書けないのでこっちで書きます。

いくつかPatreonを運営していたのですが、先日全て削除されました。

納得できなくて抗議のメールも送ったのですが、具体的な説明はありません。

多分私は復活も売上金の回収ももう無理だと思うので、実体験を元にpatreon運営のあれこれをまとめます。

今後patreon運営を考えている方の参考になれば幸いです。

なお、あくまで私の体験に基づくものなので全ての方に当てはまるとは限りません。予めご了承ください。

Patreonの二次元のガイドライン

まず二次元のNSFWコンテンツはどこまでの表現がOKなのかを確認します。

ポルノおよびヌード

禁止行為

ポルノとは、性的行為に関与する人間を視覚的に描写したもの(写真、ビデオなど)として定義され、これには性行為、自慰行為、オーラルセックス(性器、大人のおもちゃ、または肛門、膣、口に挿入する関連器具など)が含まれますが、これらに限定されません。
性器、肛門、乳房、乳首、お尻など、身体の特定の部位を刺激するために使用される口、大人のおもちゃ、または関連器具(これに対し、お尻、腕、または脇の下は認められます)。
指、口、舌、足を使ったオーラルセックスやその他の性行為の疑似体験。
人間同士の性器から性器の接触を描写したヌード。
欲情した人間の性器(服を着ているかどうかにかかわらず、勃起したペニスまたは濡れた膣など)。
肛門や性器の周りを触れたり、曲げたり伸ばしたり、拡大したり、医療や健康に関係ない理由で画像を切り取ったりして、肛門や性器の内部に注意を向けさせるような描写をすること。
体液(血液、糞便、精液、尿、嘔吐物など)に関する特定の趣味趣向を持つ人向けの作品。
許可された行為

上記の基準を満たさない人間のヌード。
性的行為の非視覚的描写(文章、ASMRなどの音声)。
性的行為に及ばない親密な行為(ディープキス、身体の擦り合い、ラップダンスなど)。
医療、教育、健康に関する内容におけるヌード(出産、授乳、性別適合手術、乳房切除手術、性器に関する健康診断など)。これらの例は、成人/18歳以上のカテゴリーだけでなく、すべてのオーディエンス向けのカテゴリーでも許可されています。
アニメ作品またはイラスト入りの作品(アニメ、漫画、グラフィック小説など)で、性的な内容においてヌードを描写したもの(Patreonの他のガイドラインに準拠している場合に限ります)。
性器や肛門以外の身体の部位(背中、肩、胸、お尻など)のマッサージ。
性的な接触がより大きな物語において重要な展開となる場合の出来事。
コミュニティガイドライン — Patreon

二次元については太字部分が対象です。

性的な内容においてヌードを描写したものとあるので、性描写全般OKなのかなと思いますが、「Patreonの他のガイドラインに準拠している場合に限ります」とあるので、禁止行為に含まれる部分はNGとも判断できます。

なのでおそらくグレーゾーンです。

非同意や未成年じゃない性描写については投稿できている方が多いので、あとはpatreon側の判断なのかなという印象です。

patreonで運営していた内容とガイドライン違反の基準

上記のガイドラインだけだと判断が難しいので、他のクリエイターが投稿できている内容を見てラインを判断していました。

ただ自慰行為(性器含む)を投稿している方がいたので、真似して胸を触る女性(性器なし)を投稿したらそれがガイドラインに引っかかりました。

具体的には以下のような描写です。

「masturbation patreon」とかで検索すると、これくらいの描写というかこれ以上のものがたくさんあると思います。

なぜこれがNGなのか分かりませんが、patreonのガイドライン判定は非常に曖昧でクリエイターによっても差があります。

こういう曖昧なガイドラインの違反が来るということも理解しておかないとpatreonで運営するのは難しいかもしれません。

patreonからガイドライン違反の通知が届いたらどうすればいい?

これについては速やかに指示通り行動するしかないです。

本当に判断基準どうなってんねんと思う部分が多々ありますが、結局patreonというプラットフォームを利用している以上従わないと最悪アカウント削除になりかねません。

なので内容により指示も異なりますが、メンバー限定にする、非公開、また削除等の対応が求められます。

patreonのアカウント削除されたら終わり?復活はできないの?

ガイドラインに引っかかる回数が多かったり、patreon側の判断でアカウント削除されることがあります。

Patreonでアカウントが削除されても「完全に終わり」というわけではありません。

Patreonは削除から一定期間(通常2か月)を空けた後、再開の申請を受け付けています。

二か月経ったあとにTrust & Safety Teamにメールでコンテンツ内容を説明し、許可を得られれば再開は可能です。

ただし上記のようにガイドラインが曖昧なのでNSFW系だと許可を得られない可能性があります。

またPatreonの許可ないまま別のアカウントを作成・運営すると、そのアカウントは予告なく削除されるリスクがあります。

別のアカウントを作って運営しちゃった話

許可を得ないと別のアカウントで運営するのもNGというルールを知らず、普通に別アカウントで運営してました。

支払い受け取り時に名前が分かるので、通常はその時点でBANされそうなものですが、普通に売上金が受け取れました。

これとは別にもう一つアカウントも持っていたのですが、そっちは支払い申請を行ったタイミングで、最初と同じアカウントだからNGということでBANされました。

これもなぜ2つ目はOKで3つ目がNGだったのか良く分かりません。

このタイミングで許可を得ないと別のアカウントを作るのはNGだということを知り、2つ目のアカウントもBANされ、売上金が受け取れなくなりました。

patreonに抗議しても無駄

  • 他の方が投稿している内容と同じなのになぜガイドライン違反にあたるのか
  • 2つ目のアカウントで支払いが受け取れて、3つ目のアカウントで受け取れないのはなぜか

上記二つの説明を求めましたが、これらの質問に対して一切具体的な回答はありませんでした。

以下の定型文しか送ってきません。

  • 審査なしに作成したアカウントは削除すること
  • アカウント再開には2か月開ける必要があること
  • 再開にはコンテンツを説明して許諾を得る必要がある

返信も2ターンくらいした後は一週間以上返信がないので多分シカトされていると思います。

なのでアカウント削除後、patreonで運営を再開したい方は二か月開けてからpatreon側の許諾を得るしかありません。

patreonで運営する方法まとめ

まとめるとこんな感じです。

  • 基本ガイドラインに準拠したコンテンツを提供する
  • patreonのガイドラインは曖昧かつクリエイターによって差があると理解する
  • ガイドラインに引っかかったら速やかに対応する
  • アカウントが削除されたら二か月以上空けてコンテンツを説明し許諾を得る
  • 勝手に新規アカウントは予告なく削除される可能性がある
  • patreonは具体的な説明はしてくれない

patreonで二次元のNSFWは運営可能と思っている方が多いと思いますが、実際は結構ガイドラインが曖昧で表現できる範囲もかなり狭い印象です。

真似して投稿しても違反と判断される可能性があるので、いろいろ工夫しないと難しいかもしれません。

まあpatreonに限らず最近はどのプラットフォームもそんな感じですが。

patreonで運営考えている方は参考にしてみてください。

WP Twitter Auto Publish Powered By : XYZScripts.com
タイトルとURLをコピーしました