
Qwen-Image-2512には、LightningとTurboという2種類の高速化LoRAが公開されています。
どちらも4stepで生成できるものの、配布元も学習の方法も別々です。
今回はComfyUIで両方を動かして、生成速度と画質を比べました。
Qwen-Image-2512-Turbo-LoRAとは?
Qwen-Image-2512-Turbo-LoRAは、Wuli TeamがQwen-Image-2512向けに学習した高速化LoRAです。
4stepまたは8stepで、元モデルと同等の出力品質を保ったまま20倍以上速く生成します。
高速化の内訳は、CFG蒸留による約2倍と、残りが推論ステップ数の削減とのこと。
公開後もV2.0とV3.0が追加され、どちらにも色とディテールの改善が入っています。
最新は2026年1月8日に公開されたV3.0です。
主な特徴
- 4stepまたは8stepで生成できる
- 元モデルと同等の出力品質のまま20倍以上高速
- 高速化の内訳はCFG蒸留で約2倍、残りはステップ数の削減
- ライセンスはApache License 2.0

Qwen-Image-2512-Lightningとは?
Qwen-Image-2512-Lightningは、lightx2vが配布しているQwen-Image-2512向けの高速化LoRAです。
ComfyUIの公式ワークフローには、このLightning LoRAを使う4step生成のサブグラフが最初から含まれています。
配布ファイルは4steps版と8steps版があり、精度はbf16とfp32の2種類です。

モデルのダウンロードと配置
比較に使うLoRAを下の表からダウンロードして、ComfyUIのlorasフォルダへ置いてください。
| 種類 | ファイル | 保存先 |
|---|---|---|
| Turbo LoRA(最新のV3.0) | Wuli-Qwen-Image-2512-Turbo-LoRA-4steps-V3.0-bf16.safetensors | ComfyUI\models\loras |
| Lightning LoRA(4step) | Qwen-Image-2512-Lightning-4steps-V1.0-bf16.safetensors | ComfyUI\models\loras |
| Lightning LoRA(8step) | Qwen-Image-2512-Lightning-8steps-V1.0-bf16.safetensors | ComfyUI\models\loras |
Qwen-Image-2512本体の導入とワークフローの読み込みは、こちらの記事にまとめています。

ComfyUIでの使い方と設定
ComfyUIの左上メニューからBrowse Templates→Qwen-Image-2512のワークフローを読み込んでください。

LoRAを使う場合は、enable turbo modeをON、使用LoRAを指定すればそれで生成できます。

デフォルトが4step用になってるので、8step LoRAを使う場合は、サブグラフ内に入り、int(steps)を8にしてください。

比較結果
左からLoRAなし50step、Turbo LoRA(4step)、Lightning LoRA(4step)、Lightning LoRA(8step)です。
- LoRAなし(50step):5分37秒
- Turbo LoRA(4step):16秒
- Lightning LoRA(4step):15秒
- Lightning LoRA(8step):31秒

あとHugging Faceに載ってたプロンプトを一つ試してみました。
- LoRAなし(50step):5分41秒
- Turbo LoRA(4step):20秒
- Lightning LoRA(4step):17秒
- Lightning LoRA(8step):34秒

以前試したbf16モデル+Turbo(V1.0)だとこんな感じだったので、プロンプトの追従性や理解力は上がっているかもしれません。

ComfyUI版で画質が落ちる件
以前のV1.0については、公式のHugging Faceで、ComfyUI版だと画質が落ちるという報告が上がっていました。
ただその後、追加されたComfyUI向けのバージョンで解決したと報告されています。
なのでV1.0が単純にComfyUIと合ってなかったのかもしれません。
V2.0とV3.0はどちらもComfyUIに対応しているので、V1.0で画質が気になった場合は新しいバージョンを試してください。

まとめ
バージョンが上がって以前よりクオリティの高い画像が高速生成できるようになりました。
50stepは綺麗ですが、速度を考えると実用性が低いように思います。
なので個人的には間を取るならLightning 8step、速度のみならLightning 4stepが良さそうな印象。
ただ質感とか色味は好みもあると思うので、生成画像によってはTurboの方がいいというシーンもあるかもしれません。
この辺りは試しながら自分に合うLoRAを使ってみてください。
以上Qwen-Image-2512-TurboとQwen-Image-2512-Lightning LoRAの簡単な比較でした。
参考になれば幸いです。

