
以前Danbooru Tag Galleryという、自分で生成した画像をカタログ化するツールを作りました。
その画像をサーバーにアップロードするのにFTPクライアントを3つ試したので、接続方法を備忘録として残しておきます。
先に結果を書くと、私の環境だとWinSCPとFileZillaが安定してました。
FTPクライアントとは?
ローカルとサーバーの間で、ファイルを送受信するためのソフトです。
サーバーにローカルのデータをアップロードしたり、逆にサーバーのデータをダウンロードしたりするのに使用します。
接続情報(ホスト名・ID・パスワード)の確認方法
FFFTP・WinSCP・FileZilla、どれを使うにも接続に必要な情報は共通です。
- ホスト名(アドレス):sv***.wpx.ne.jp
- ユーザー名:サーバーID
- パスワード:サーバーパスワード
- ポート:21
シンレンタルサーバーだと、これらは全て「サーバーアカウント設定完了のお知らせ」というメールに記載されています。
ホスト名とユーザー名は、サーバーにログイン→サーバー管理→FTPアカウント設定でも確認できます。

シンレンタルサーバー×FFFTP
FFFTPはおそらく日本で一番知名度が高いFTPクライアントです。
作者の方は開発終了を宣言していて、今は有志の方が開発をしているそうです。

以下からダウンロードできます。

ffftp-vX.X-x64.msiというファイルがダウンロードされるので、実行してインストールします。
インストールするとショートカットやスタートメニューに登録されるので、そこから起動します。

新規ホストをクリックします。

基本タブで必要な情報を入力します。

- ホストの設定名:任意
- ホスト名(アドレス):sv***.wpx.ne.jp
- ユーザー名:サーバーID
- サーバーパスワード:サーバーパスワード
暗号化タブでFTPS(Explicit)で接続(E)を選択した状態にします。

これでOKを押して、ログに「ファイル一覧の取得は正常終了しました」と出たら接続完了です。

あとは画面左側がローカル、右側がサーバーになっているので、そこにD&Dするだけでファイルのやり取りができます。
なおFFFTPは大量のファイルをアップロードすると、結構な頻度で接続エラーが発生します。
知恵袋に特殊機能タブの「メインウィンドウのソケットの再利用」をオフにすると良いという情報があったので、試すと確かにエラーは減りました。
ただ原因は分かりませんが、これでもファイル数や容量が合わなかったり、いくつかアップロードできてないものがあったようです。
設定でどうにかなるのかもしれませんが、私の環境だとFFFTPは少し不安定でした。
シンレンタルサーバー×WinSCP
WinSCPはMartin Přikrylという方が開発しているオープンソースのFTPクライアントです。
名前の通りWindows専用となっています。
以下からダウンロードできます。

WinSCP-x.x.x-Setup.exeがダウンロードされるので実行してインストールします。
基本デフォルトのまま進めて問題ないです。
インストールが完了すると以下のUIが表示されるので必要な情報を入力します。

- 転送プロトコル(F):FTP
- 暗号化:明示的な TLS/SSL 暗号化
- ホスト名(H):sv***.wpx.ne.jp
- ユーザー名(U):サーバーID
- パスワード(P):サーバーパスワード
入力後ログインをクリックすると、FFFTPと同じように左にローカル、右にサーバーのファイル一覧が表示されます。
なお、SFTPだとサーバーが見つからず接続が切断され、以下のような文章がでます。

暗号化は行われないと書かれていますが、これはおそらくFTP(平文)を指すものです。
FTPでも「明示的な TLS/SSL 暗号化」で繋ぐのは、FFFTPのFTPS(Explicit TLS/SSL)と同じなので、この設定で問題ありません。
シンレンタルサーバー×FileZilla
FileZillaは世界的に利用者の多いFTPクライアントです。
OS問わず使えるので、国際的に標準的な立ち位置になっているとのこと。
公式のQuick download linksからFileZilla Clientをダウンロードできます。

ただなんか執筆時点だとつながらずにDLできませんでした。
ミラーサイトがあったのでこちらからダウンロードしました。
ただこっちは他のソフトのお勧めや広告表示もあります。
スキップすれば問題ありませんが、勘違いでクリックしちゃうような表示方法なので少し注意が必要です。
FileZilla_VX.XX.X.exeを実行してインストールしてください。
基本そのまま進めて問題ありません。
インストールが終わると自動的に起動できます。
もしくはWindowsのスタートメニューなどからfilezillaで検索し起動してください。
UI上部に必要な情報を入力します。

- ホスト(H):sv***.wpx.ne.jp
- ユーザー名(U):サーバーID
- パスワード(W):サーバーパスワード
- ポート(P):21
暗号化の設定はないですが、デフォルトでFTPS接続になっています。
なのでこれでクイック接続をクリックします。
初回に証明書の表示が出ますが、接続先がシンレンタルサーバーで合ってるかという確認なので、問題なければOKで進めます。
公式ページにも案内があります。
FileZillaの設定手順 | シンレンタルサーバー サポートサイト

ログに以下のようなメッセージがでればOKです。

あとは他のFTPクライアントと同じ左がローカル、右がサーバーになってるので、そこでファイルのやり取りができます。
あとクイック接続だと、サイトの設定が保存されません。
なので「ファイル→現在の接続をサイト マネージャーにコピー」をクリックします。

そうするとこんな感じで、クイック接続の設定を保存できます。
新規サイトの部分は任意の名前でOKです。

次回からファイル→サイトマネージャーでこの画面を開き、接続したいサイトを選んで接続をクリックすれば使用可能です。
3つのFTPクライアント、どれを使う?
3つ試した中で、私の環境だと安定して使えたのはWinSCPとFileZillaでした。
| クライアント | 対応OS | 私の環境での安定性 | メモ |
| FFFTP | Windows | △(大量アップロードでエラー) | 国内の知名度は一番。開発は有志が継続 |
| WinSCP | Windows | ○ | Windows専用。動作が安定していた |
| FileZilla | Windows / Mac / Linux | ○ | 国際標準。公式DLが不通のときはミラーに注意 |
大量のファイルをアップロードするなら、WinSCPかFileZillaが無難だと思います。
FFFTPは知名度が高くて手軽ですが、私の環境では取りこぼしがありました。
まとめ
私がシンレンタルサーバーを使ってるのでシンレンタルサーバーで解説しましたが、他のレンタルサーバーでも基本同じだと思います。
WordPress始めたころは全く使ってなかったのですが、最近はAIエージェントにphpをいじってもらったりするので、FTPクライアントを使う機会が多くなりました。
バックアップを取ったり、ローカルでいじったファイルを反映させたりするのにあると便利なので、ローカル×サーバー間でファイルのやり取りをスムーズにしたいって方はぜひ使ってみてください。
以上、シンレンタルサーバーとFTPクライアントの設定方法を紹介しました。
参考になれば幸いです。

