
画像生成AIのhow to記事です。
今回はSDWebUIの拡張機能「Gelbooru Prompt Randomizer」の使い方について解説します。
Gelbooru Prompt Randomizerとは?
Gelbooru Prompt Randomizerは、入力したプロンプトを元に「Gelbooru」の投稿からプロンプトを補間してくれるものです。
GelbooruはDanbooruを基に設立された派生サイトで、規制が緩く、多様なコンテンツを自由に投稿できる環境です。
そのため、Danbooruにはないタグや幅広い画像生成を行える可能性があります。

Gelbooru Prompt Randomizerのインストール
Extensions→Install from URLに以下のURLを入力してInstallボタンをクリックしてください。
https://github.com/RED1cat/Gelbooru-Prompt-Randomizer.git
再起動後、txt2imgにGelbooru Prompt Randomizerタブがあればインストール完了です。

Gelbooru Prompt Randomizerの使い方
Gelbooru Prompt Randomizerのタブを開いて、Include Tagsにプロンプトに使用したいものを入力します。
なお、入力方法にいくつかルールがあります。
1.Gelbooruにあるタグしか使えない 2.アンダーラインの有無は自由 3.文末にカンマは不要
上記のルールに基づき、生成したい内容を入力してください。
1girl, black hair, school_uniform
もしエラーが出てタグの表記が合っているか確認したい場合は、直接Gelbooruで確認しちゃった方が早いです。
次にExclude Tagsに含めたくないタグを入力します。
こちらもルールは同じです。
この状態でRandomizeボタンをクリックすると、Include Tagsが含まれた画像をGelbooruから検索し、参照元のURLが表示されます。

このURLの投稿に使われているタグがプロンプト欄に自動で入力され、生成可能です。

・参照元URL

・生成した画像とプロンプト
1girl, ;d, absurdres, ahoge, arms_behind_head, arms_up, awa_subaru, black_choker, black_hair, black_sailor_collar, black_serafuku, black_shirt, black_skirt, choker, collarbone, commentary_request, crop_top, crop_top_overhang, girls_band_cry, hair_ribbon, highres, long_hair, looking_at_viewer, midriff, midriff_peek, neckerchief, one_eye_closed, open_mouth, parted_bangs, pleated_skirt, purple_eyes, ribbon, sailor_collar, school_uniform, serafuku, shirt, short_sleeves, simple_background, skirt, smile, solo, white_background, white_neckerchief, white_ribbon, yue_zi

こんな感じで入力したプロンプトが使われている投稿をGelbooruから検索し、そのプロンプトを使って画像生成が行えます。
Gelbooru Prompt Randomizerのメリット・デメリット
UIがシンプル
以前紹介したTIPOは、プロンプトの横に入力欄が追加されるため、UIが変わってしまうのが少しネックでした。
Gelbooru Prompt Randomizerはタブを開くだけのシンプルな設計になっているため、TIPOよりストレスは少ないです。
プロンプトが上書きされる
例えばpony系だとsource_animeなど独自タグを使用することがあります。
仮にこれを「Include Tags」に含めてRandomizeを実行すると、そのタグが含まれた投稿がないため、「Couldn’t find a post with the specified tags」と表示され使えません。

予めプロンプト欄にsource_animeを入力した状態でRandomizeを実行すると、呼び出したプロンプトによって上書きされてしまうため、source_animeが消えてしまいます。
ですので、source_animeやクオリティタグなどを使いたい場合は、Randomizeを実行したあと手動で入力するという操作が必要です。
使わない人にとっては問題ないかもしれませんが、タグが追加ではなく上書きされてしまうのはちょっとネックに感じました。
バッチ処理ができない
Gelbooru Prompt Randomizerは、Randomizeボタンを押さないとプロンプトが更新されません。
なので、Randomize→生成→Randomize~と手動で操作する必要があります。
バッチ処理で1枚ずつプロンプトをランダムにするということができません。
いくつかパターンが欲しい時とかはどうしてもバッチ処理の方が楽なので、手動でしか入力できないというのは少し手間に感じました。
danbooruにないタグやシチュエーションを発見できる可能性はありますが、利便性という点ではTIPOに劣る印象です。
用途にもよるので一枚ずつ検証したいという方には合っているかもしれません。
以上Gelbooru Prompt Randomizerの使い方についてご紹介しました。

